1981-03-24 第94回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
そういったことによって、新産地区、新産制度の性格が変わっているのじゃないかということでございますが、私ども、この新産地区というのが、極端な場合に、地区全体が原油備蓄基地に変わるとか、あるいは石炭火力に変わるということになりますとこれは問題だと思いますけれども、やはり新産地区は相当の面積、広がりを持っておりますし、公共施設、産業基盤施設、いろいろ整っている、そういったところにおいて、四十年代後半以降の
そういったことによって、新産地区、新産制度の性格が変わっているのじゃないかということでございますが、私ども、この新産地区というのが、極端な場合に、地区全体が原油備蓄基地に変わるとか、あるいは石炭火力に変わるということになりますとこれは問題だと思いますけれども、やはり新産地区は相当の面積、広がりを持っておりますし、公共施設、産業基盤施設、いろいろ整っている、そういったところにおいて、四十年代後半以降の
先生御指摘のとおり、新産制度ができましてから十数年になるわけでございますが、その間におきまして、新産・工特地区における人口の対全国比が〇・四%ないし〇・五%しか伸びてないということは事実でございます。しかしながら、この間におきまして、新産・工特地区を除きます地方圏におきましては、逆に人口が減少している。
ですから私は、せっかくのいい着想が全然生かされていないで、それは新産制度とは性格も違うけれども、ただ新しい補助金行政が一つふえるというだけなら、何のための田園都市構想だと私は言いたい。これこそ羊頭を掲げて狗肉を売るという非難を受けなきゃならぬと思うんだ。